10月・・午後は別行動かもしれないふたりだが、朝でも篤郎を見なくなってきた。
妹が居た頃から、彼はたまに欠席をするマイペースだったが、
数日それが続くと、さすがに不安になる。
久美子のほうは普段と特に変わらず、息子を案ずる気配もない。
子供を探す、あるいは呼ぶときは、独特の泣き声で歩き回るから、
なんとなく判るのである。
篤郎は、おっちょこちょいが過ぎて、遂に追放されたのか。。(笑)
「生きてました。」とばかりに出て来る篤郎は、一層の元気さだった。
母にも執拗に絡んでいたが、威嚇されることが多くなる。。
大人しくしていれば母も傍に居るが、8月の頃のそれとは明らかに違っていた。
子離れを意識していた私の思い込みだけではなく、
久美子はあまり篤郎を構わなくなっていたのだ。